Isak Isaksson


Isak Isaksson(イサク・イサクソン)~ストックホルム製の陶磁器

イサク・イサクソン(Isak Isaksson)(1949年~)はスウェーデンを代表する現代陶芸家の一人です。彼は、最高の品質を持つ芸術作品を目指す、北欧陶磁器の伝統を担う一員です。ストックホルムを拠点とする自身のスタジオで、イサクはろくろと釉がけの達人となり、素晴らしい一点ものの作品を生み出しました。イサクの作品はスウェーデン国立美術館に展示されています。2019年、彼はスウェーデンの陶磁器界で最高の表彰である、認定セラミックマスターの称号を受領しました。イサクの一点ものの作品の中から、あなただけのお気に入りを見つけたり、彼の 作品釉薬について知識を深めてくださいね。







イサク・イサクソンについて

 

イサク・イサクソンは、1949年にスウェーデンのエステルスンドで生まれました。彼は青年期にろくろ、粘土、釉薬に夢中になりました。猛勉強と実験の中で、彼は独学で自立した最高の陶芸家へと成長しました。彼のスタジオは、ベステロース、ゴットランド、ストックホルム、ナッカ、そして最後にベルグシャムラに移りました。


「ヴィヴァルディのフルートの音色のような首を持つ、花瓶の古典的な形が私は大好きだ」


Isak Isaksson med färgglad vas


素晴らしい作品たちと1990年代のイサク

Isak Isaksson vas med grön kristallglasyr


炭酸銅で着色された結晶釉を施した花瓶

芸術的表現

イサクの芸術性は、高い焼成石器と磁器に強く結びついています。陶器はしばしば古典古代から生まれた形にろくろで形成されます。多数の釉薬は遊び心があり、様々な表情を持っています。彼の芸術的な特徴は、大きな結晶が劇的な効果を生み出す結晶釉にあります。


「私はルーペを片手に一晩中起きて、クリスタルの美しさを楽しむことができるんだ」


Isak Isaksson skål med blå kristallglasyr av kobolt


酸化コバルトで着色された結晶釉を施したボウル

Isak Isaksson blå skål med kristallglasyr i kobolt


酸化コバルトで着色された結晶釉のクローズアップ

「不可能」なレッドゴールド

イサク・イサクソンの最も有名な釉薬は、赤色結晶の結晶釉の焼成です。数千回の焼成と、走査型電子顕微鏡の助けを借りて、8年にわたって開発されました。多くの人が、印象的な大きな結晶を備えた深紅の釉薬は不可能だと考えていましたが、イサクソンは、このマルハナバチが正しい条件下で必ず飛ぶことができることを証明しました。


「独学で学んだことは私にとっての財産だったよ。私は何ができなかったのかわからなかった。多くの失敗をしたが、最終的には先駆的な成功をおさめたんだ」


Isak Isaksson reduktionsbränd röd kristallglasyr


赤い釉薬で還元焼成された花瓶

Isak Isaksson drejar


ろくろを回すイサク 2000年代

東アジアからの影響と成功

イサクのもう1つのセラミック得意分野は茶碗です。これは、東アジアの茶道で使われる伝統的なボウルのことです。彼はこのタイプのボウルによって、1994年の京都の淡交ビエンナーレ茶道美術展の「鵬雲斎賞」を受賞しました。 受賞作品は、還元焼成された赤灰色の結晶釉が施された繊細な茶碗です。


「ボウルは手にやさしく、そしてまた機能的でなければならない。そうすることによって、作品との個人的な関係が生まれるんだ」


Isak Isaksson Gåva från Sen Hounsai Soshitzu i samband med prisceremonin 1994


1994年の受賞式で茶道裏千家家元である千玄室(斎号は鵬雲斎)から頂いたギフト

Isak Isaksson vinner Sen Hounsai Soshitzu-priset


1994年の「鵬雲斎賞」の受賞作品を掲載した展覧会カタログ

陶芸の達人

2019年、イサク・イサクソンは、Certified Ceramic Masterの称号を授与されました。これは、スウェーデンの陶芸家にとって最高の評価です。イサクの作品はスウェーデン国立美術館に展示されています。ストックホルム北部のベルグシャムラにある彼の現在のスタジオでは、毎日のように陶磁器の制作が続けられています。新しい炉が建設され、新しい型が試され、新しい釉薬が混ぜられています。アーティストに引退はありません!

「日々、新しいアイデアが僕を待っているんだ」


Isak Isaksson i sin ateljé


ベルグシャムラのスタジオにいるイサク 2018年

Isak Isaksson miniatyrer och bränningsugn


たくさんある炉の1つの端に並ぶリンゴと花瓶とボウル



イサク・イサクソンの釉薬について


イサク・イサクソンの釉薬は、焼き締め陶器の愛好家に賞賛されています。過去45年間にわたり、彼はあらゆる種類の色、パターン、テクスチャーで12,000以上の釉薬を開発してきました。この骨の折れる作業で、彼はアーティストの意欲と化学者の徹底をよく兼ね備えていました。

多くの変数が、釉薬の最終的な外観に影響を与えます。 以下にその例を示します。
  • 釉薬の化学組成
  • 陶器の種類(炻器または磁器)
  • 炉の温度のスケジュール
  • 酸化(有酸素)または還元環境(無酸素)での焼成

さあ、これらの壮大な釉薬のカタログを見てみましょう!


Isak Isaksson

酸化鉄で着色された結晶釉

Isak Isaksson

コバルトとスズの酸化物で着色された結晶釉

Isak Isaksson

天目ヒョウ柄釉(下地)志野釉(上がけ)

Isak Isaksson

銀で着色された結晶釉

Isak Isaksson

コバルトと鉄の酸化物で着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化ウランで着色された結晶釉

Isak Isaksson

二酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化コバルトで着色された結晶釉

Isak Isaksson

炭酸銅で着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化コバルトと二酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

炭酸銅(還元焼成)で着色された結晶釉

Isak Isaksson

コバルトと鉄の酸化物で着色された結晶釉

Isak Isaksson

二酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

炭酸銅で着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化鉄で着色された結晶釉

Isak Isaksson

紅志野

Isak Isaksson

炭酸銅で着色された結晶釉

Isak Isaksson

二酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化鉄とドロマイトによって着色された結晶釉

Isak Isaksson

マンガンとスズの酸化物で着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化鉄で着色された志野釉

Isak Isaksson

酸化コバルトで着色された結晶釉

Isak Isaksson

炭酸銅で着色された結晶釉

Isak Isaksson

赤い色の陶器にかけた結晶釉(透明)

Isak Isaksson

結晶釉(透明)

Isak Isaksson

二酸化マンガンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

酸化マンガンと三酸化モリブデンで着色された結晶釉

Isak Isaksson

炭酸銅で着色された結晶釉

Isak Isaksson

硝酸コバルトで着色された結晶釉

Isak Isaksson

ヘマタイト(赤鉄鉱)で着色された結晶釉

Isak Isaksson

二酸化マンガン、硝酸コバルト、炭酸銅、酸化モリブデンによって着色された結晶釉

ビデオ

炭酸銅 (還元焼成) で着色された結晶釉

炭酸銅で着色された結晶釉





酸化コバルトで着色された結晶釉

酸化銅 (還元焼成) で着色された結晶釉





マンガンと鉄の酸化物で着色された結晶釉

炭酸銅と銀の物で着色された結晶釉