
スティグ・リンドベリのParianシリーズはスウェーデン陶器の黄金期と言われた1977年にグスタフスベリ工房でデザインされました。このシリーズはマットなホワイトをベースに古典的な彫刻のような作品が多くみられ、厳かな雰囲気に包まれています。是非このページからあなたのお気に入りのParianシリーズを見つけてみてください♪ またParianシリーズのこれまでの作品を紹介していますので、こちらからご参考に見てみてくださいね!

20世紀初頭のグスタフスベリで製作されたパリアンの“決闘者”(Bältesspannarna)の彫像

カオリン土
パリアンは19世紀後半、および20世紀初頭のグスタフスベリ社においてしばしば彫像の作品に用いられていた。リンドベリは再度その良さを20世紀後半の1970年代に見出し、7つの彫像からなるParianシリーズを生み出した。これらは過去にグスタフスベリ社で製作していたパリアンの彫像を踏襲したというよりは、よりモダンで新しい解釈を与えるものとして製作されたのだった。

“ナルキッソス”(Narcissus)の試作品を持つスティグ・リンドベリ

1940年代のシャモットベース炻器版の”ナルキッソス”(Narcissus)

1977年製作の”ナルキッソス”(Narcissus)。高さ21cm

1940年代のシャモットベース炻器版の”入浴中のスザンナ”(Susanna i badet)

1977年製作の”入浴中のスザンナ”(Susanna i badet)。高さ41cm

1977年製作の”イブ(小)”(Lilla Eva)。高さ18cm

1940年代のシャモットベース炻器版の”イブ(小)” (Lilla Eva)

1977年製作の”イブ(大)” (Stora Eva)。高さ30cm
Parianシリーズの4つの彫像は、1940年代にスティグ・リンドベリがシャモットベースの炻器で製作したものを作り直したものである。2つの彫像”マスクの男(Mannen med masken)”と“双子(Tvillingarna)”はこの時新たに作られたものである。最後の1つである彫像”二人(De tu)”は多くの部分が1940年代のものと同様であるが、二人がネジで結ばれているところが異なる部分であり、リンドベリらしいユニークさが垣間見える。

1940年代のシャモットベース炻器版の”二人”(De tu)

1977年製作の”二人”(De tu)。高さ18cm

1977年製作の”マスクの男”(Mannen med masken)。高さ24cm

1977年製作の“双子”(Tvillingarna)。高さ24cm
Parianシリーズはどれも500~1000体の限定で製作されているが、その中でも”ナルキッソス(Narcissus)”と”入浴中のスザンナ(Susanna i badet)”は500体しか作られていないため、より希少なものとなっている。すべてのParianシリーズの作品には限定品と分かる数字と、リンドベリのサインが刻まれており、今なおこのシリーズは多くのコレクターが欲してやまないものとなっている。