Josef Ekberg


Josef Ekberg(ジョセフ・エクベル)~グスタフスベリ製の陶磁器

ジョセフ・エクベル(Josef Ekberg)(1877年~1945年)は20世紀におけるスウェーデンの陶芸デザインの第一人者の一人です。1908年~1917年にかけてグスタフスベリでアートリーダーを務めたほか、ズグラッフィートと呼ばれる技法と光沢のある釉薬を開発したことでも知られています。ジョセフのデザインの中からあなたのお気に入りを見つけるたり、彼の伝記を読んでもっと知識を深めたりしてください。





ジョセフ・エクベルについて

青年時代

ジョセフ・エクベル(Josef Ekberg)(1877年~1945年)はストックホルム諸島のすぐ東にあるヴァルムドーで生まれました。 わずか12歳で、彼は近所のグスタフスベリ陶磁器工場で仕事を始めました。 ジョセフは初め助手として雇われましたが、そのうち自分ひとりで絵を描くようになりました。最初、ジョセフは風景のモチーフを使って簡単な作品を描くことを任されました。

Josef Ekberg Sgrafitto Vase
左の画像、製図板につくジョセフ・エクベル。 右の画像、花模様の荘重なスグラッフィートの花瓶

ズグラッフィート技法

グスタフスベリで、ジョセフ・エクベルはすぐに有名なアーティストであるグンナル・ヴェンネルベリと友情を築きました。 彼らはズグラッフィート技法を共同で開発しました。そしてこの技法では、施釉した表面上にパターンを彫刻するのに鋭利な物体を用います。 それらの作品はしばしば、パウダーブルーのスポンジ釉と彫刻された花のモチーフで仕上げられていました。 1900年のパリ国際博覧会で、エクベルは新しく完成したズグラッフィート技法を発表する栄誉を得ました。 ジョセフが提供した作品は、どれも暖かい歓迎を受けました。

Josef Ekberg Luster Glaze Vase
左の画像、ラスター釉と金彩の花瓶。 右の画像、花瓶を検査するジョセフ。

スウェディッシュ・グレースの巨匠

ジョセフ・エクベルは 「スウェディッシュ・グレース」時代の一部であり、スウェーデンの人々はアールデコをその手にしたのです。大胆な色と強烈なコントラストを伴う飾り気のないデザインが、その時代の特徴です。 ジョセフのラスター釉の作品は、その幾何学的な形、艶消しの青緑色の釉薬、そして金の細部描写によるその時代の白眉です。

Josef Ekberg Dish
左の画像、グスタフスベリ工房のジョセフ。 右の画像、赤褐色の釉と金の縁取りを持つ独特の皿。

芸術的リーダーと遺産

1908年から1917年まで、ジョセフ・エクベルはグスタフスベリの芸術監督の役職に留まっていました。 その後、彼は伝説のヴィルヘルム・コーゲに地位を譲ります。 ジョセフは1945年に亡くなるまでグスタフスベリに留まり続けました。彼の先駆的な釉薬は彼に北欧の芸術史上、重要な地位をもたらしました。